2013年 06月 10日
健康住宅 2
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快適で健康に暮らせる住空間を省エネルギー性(できればゼロエネ)にも配慮して実現する。
これは現代住宅の基本と考えています。
その上で建築家としてデザイン性にも優れた建築を提案したいと思い日々努力しています。

健康住宅についての連載、今日は2回目として階段についてお伝えします。
住宅の中で起こる事故のなかで最も多いのは言わずと知れた「階段」です。足を踏み外して打ち所が悪ければ死亡することもあるという危険箇所。

建築基準法では住宅の階段寸法を下記のように定めています。
幅750ミリ以上、蹴上230ミリ以下、踏面150ミリ以上、回り階段の踏面寸法は狭い方から30cmの位置で計測する。段差1m以上の床段差階段には手すりを設ける。手摺りなどのように壁から突出した10cm以下のものは幅計測に含めなくていいことになっています。蹴上230ミリ・踏面150ミリって、かなり急勾配で危険なことが分かります。勾配は少なくとも45度以下の勾配になるように蹴上と踏面を設定しましょう。

私の設計している住宅は蹴上195ミリ・踏面227.5ミリという寸法が多いですね。手摺りは出来れば両サイドに設置したほうが安全です。関東間の3尺寸法は910ミリ、柱寸法と仕上げ寸法を引くと有効幅は775ミリとなり以外に狭いです。両サイドに手摺りを設置する為には階段幅寸法を柱芯~柱芯で1mにしておくなど設計時に寸法調整が必要なことが分かります。

階段の安全性では寸法だけでなく階段上下の転落防止柵や扉などの設置を検討すべきです。特に幼児が居る家庭で階段上からの転落や幼児が階段を上って転落する事故が多いので幼児だけで階段に踏み込めないような構造としておけば安心です。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-06-10 08:41 | health | Comments(0)


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