2015年 04月 23日
建築環境のバイオクライマトロジー 第一回
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昨晩はOIKOS FORUM主催のセミナーに出席していきました。OIKOS FORUMでは東京都市大学 宿谷昌則教授の連続セミナーを開催しています。2010年に第一回を開催してから、昨日は51回目の講演となったそうです。宿谷教授の熱意と主催者の方々の努力は想像できないほどのものです。

今期のセミナーは4月から8月までの全5回で、「建築環境のバイオクライマトロジー」という観点で建築環境についてお話しいただくシリーズとなっています。バイオクライマトロジー(bioclimatology、生気象学)とは、気象・気候と生物の生き方の関係性をとらえる学問のことで、従来、建築環境の分野では、人間、その活動の場で有る建築、それをとりまく地域の自然や気候を活かすデザインの方向性を、バイオクライマティック・デザインと呼んできました。それを一段進めて、あるいは深めつつ、また広げて建築環境へのアプローチを模索しするというものです。

セミナーにテキストのようなものはありません。唯一配布されたものが写真の資料で、ほとんどは宿谷教授の即興授業のような形態です。昨日のセミナーでは、写真右の身体(体内環境)から宇宙までをとりまく入れ子状態の環境のなかで行われる熱移動を示す図の意味を2時間かけて解説してくれた、といえばよいだろう。宿谷教授のセミナーはいままで4回聞いたことがあり、そのさらっと説明してもらい、「そうなんだ」とうレベルの理解はしていたが、昨日のセミナーで「理解できたかな?」というレベルまで理解レベルが上がった。

放射のコントロールは自然界の基本。生物と動物の進化(変化)は放射という根源的なエネルギーによりもたらされてきたように、建築環境も放射によって進化させていきたいという考えを再認識した。
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by morikentiku-mori | 2015-04-23 09:46 | eco | Comments(0)


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