2015年 05月 10日
省エネ住宅ポイント(リフォーム・バリアフリー)
a0152574_822254.jpg

今日は住宅関連工事の補助金解説シリーズの「省エネ住宅ポイント」制度のその他工事について解説します。解説する工事は、耐震改修工事、バリアフリー改修工事、中古住宅購入に伴うエコリフォームです。

(1)耐震改修工事
  耐震改修もポイントの対象になります。「窓の断熱改修」、「外壁屋根などの断熱改修」、「設備エコ改修(3種類以上)」のいずれかとあわせて実施することが条件です。適用できる住宅の築年数にも条件があり、1981年5月31日以前に着工された住宅で、現行の耐震基準に適合していないものが対象になります。また不足している耐震性能を現行の耐震基準まで引き上げることが条件です。部分耐震や耐震シェルターの設置は対象にはなりません。

  発行ポイント数は1戸あたり15万ポイント、全体の上限が30万ポイントから45万ポイントへ引き上げられることになります。ただし、別途耐震改修を行ったことを証明する書類が必要で、この証明書の発行には4万円前後の費用がかかります。ですので実質10万ポイントということですね。

  このほか、耐震改修を行った場合は税制上の優遇を受けることも可能です。また、自治体が実施する耐震改修に対する補助金の併用が可能な場合もあります。ほとんどの場合併用化のなので確認しましょう。

(2)バリアフリー改修工事
  バリアフリー改修工事もポイントの対象になります。「窓の断熱改修」、「外壁屋根などの断熱改修」、「設備エコ改修(3種類以上)」のいずれかとあわせて実施することが条件です。対象となるバリアフリー改修工事は写真の通りです。申請者に対する年齢制限などはありません。

  発行ポイント数は、施工内容に応じて箇所数に関係なく写真の通りのポイント数を累計して発行されますが、合計して6万ポイントが上限になります。介護保険による住宅改良の助成との併用も可能です。ただし女性を受けた部位と同じ工事はポイント発行対象から外れます。バリアフリー改修促進税制も利用できます。

  発行ポイント数を見ると、費用対効果という意味では手摺の設置が高く、実際にかかる工事費の20%程度の補助率になっています。段差解消で10%、廊下幅等の拡張については工事範囲(面積)によって大きく変わりますが補助率は大きくはないです。

(3)中古住宅購入に伴うエコリフォーム
  中古住宅を購入して、その住宅にエコリフォームを行う場合にポイントが特別加算されます。。「窓の断熱改修」、「外壁屋根などの断熱改修」、「設備エコ改修(3種類以上)」のいずれかとあわせて実施することが条件です。対象中古住宅は2014年12月27日以降に売買契約を締結した中古住宅です。売買契約締結日から3か月以内にエコリフォームの工事請負契約を締結した場合にポイントが発行されます。建築年数に関する制限はありません。

  発行ポイント数は、他のポイント対象工事などで発行されるポイント数の合計と同じだけのポイント数、ただし10万ポイントが上限となります。ただし全体の上限は30万ポイント(耐震改修を行う場合は45万ポイント)のままです。中古住宅でエコリフォームを行う場合はほとんどの場合がそれぞれの対象工事で30万ポイントに達するのであまり意味がないですね。30万ポイントに足りない時は付加しますよという程度です。

 以上、省エネ住宅ポイント その他工事の活用概要です。明日は省エネ住宅ポイントと併用したいエコ設備導入公的支援制度を解説する予定です。実際の申請などは下記アドレスをご覧ください。
http://shoenejutaku-points.jp/ 

【住環境性能+Design住宅 森建築設計】
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ

by morikentiku-mori | 2015-05-10 08:53 | 税金 | Comments(0)


<< エコ設備導入公的支援制度      土日もお弁当 >>