2016年 11月 05日
パッシブデザイン解説9「パッシブデザインの認証制度」
a0152574_8322278.jpg
今日はパッシブデザイン解説シリーズ9「パッシブデザインの認証制度」について解説します。

パッシブハウスの認証制度としては民間団体が運営している「パッシブハウス大賞」や「エコハウス大賞」などがありますがパッシブハウスに特化した公的な認証制度はありません。
公的にあるのは省エネ性能を認証する制度だけです。
省エネ性能とはつまり二酸化炭素排出量のことです。
ZEH(ゼロエネルギーハウス認証制度)、CASBEE(エコロジー度の認証制度)、低炭素住宅認証制度などがありますが、今後はBELS(べルス)に一本化されすと言われております。

BELSは「Building-HousingEnergy-efficiency Labeling System」の略称で、「ベルス」と読みます。
同じ計算法に則って一次エネルギー消費量を算定する。消費者にとって、省エネ性能というモノサシで建物の「燃費」を横並びに比較できる認証制度です。

パッシブデザインの認証とは直結しませんが他の認証制度として長期優良住宅や低炭素認定住宅などもあります。依頼されれば取得していますが、総合的にみてクライアントにとってのメリットが薄いためお勧めはしていません。前述のBELS住宅版は本年度開始された制度ですがこれは今後の物件で取得していきたいと考えています。
パッシブデザインの評価はなかなか難しいものです。プラン、快適性、省エネ性、経済性、意匠性など様々な評価軸がそれぞれ関連しながら一つの建物として成り立っているからです。それぞれの評価軸がどのように関連しているかは過去のパッシブデザイン解説シリーズを見返してもらえば分かると思います。


【光と風と五感に素直な建築 森建築設計】

パッシブデザイン解説ブログの目次
1、「パッシブデザインとは」:
http://moriken1ro.exblog.jp/22984641/
2、「パッシブデザインのきっかけ」:
http://moriken1ro.exblog.jp/22998193/
3、「パッシブデザインのメリット」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23011141/
4、「パッシブデザインのデメリット」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23079133/
5、「パッシブデザインで注意している事」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23096967/
6、「事例、町田のナチュラルハウス」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23210537/
7、「パッシブデザインの設計手法」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23287562/
8、「間取り」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23314329/
9、「パッシブデザインの認証制度」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23341651/
10、「パッシブデザイン建築を建てたい方へ」:
http://moriken1ro.exblog.jp/23464956/


by morikentiku-mori | 2016-11-05 11:06 | eco | Comments(0)


<< 珪藻土壁塗り体験会を開催しました      小笠原ペンション計画 屋根工事完了 >>