カテゴリ:環境部会活動( 19 )

2016年 12月 06日
神奈川県建築士会 環境部会で勉強会を開催しました。
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昨日は、所属する神奈川県建築士会 建築環境部会で勉強会を開催しまいした。
勉強会前半は部会員の加藤さんが講師となって解説した「光」について。光の特性、建築計画に必要な照度計算、照明ランプの歴史などについて解説してくれました。
建築環境部会では人間の五感についての勉強をしてきました。その一環として士会会員への公開講座を開いて皆さんに再確認してもらいました。くしくも昨夜NHKの情報番組では照明デザイナーの仕事について密着取材しておりました。「美しい影を作る」、「命の光」など心に響く言葉を聞くことができました。

勉強会後半では温熱計算、特に日射取得遮蔽性能の計算についての解説を行いました。先日、同会で開催した岐阜県立森林アカデミー辻準教授の講習会を補完するような復讐会も兼ねたものとしました。温熱計算は慣れてしまえばなんてことないのですが、取り組むまでが一苦労です。建築環境部会では多くの建築士に温熱計算に取り組んでもらい、その先の「真に快適な環境とは」という点に目を向けていただきたいと考えています。その後押しができればと考えて開催している勉強会です。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

by morikentiku-mori | 2016-12-06 14:17 | 環境部会活動 | Comments(0)
2016年 06月 14日
建築士会 環境部会で温熱解説
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昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会で温熱性能(Q値・Ua値・μ値・η値)について講演解説しました。環境部会の勉強会活動では、本年度から部会員以外への温熱計算等の基本事項解説をしており、昨日は全4回シリーズの第一回目として私が講師役となって温熱性能の基本事項を解説させてもらったのです。昨日は予想に反し18名もの参加をいただきました。2020年の温熱性能義務化に向け、日ごろ温熱計算をしていない建築士会会員の方々の温熱計算に対する関心の高さがよく分かります。

昨日は実際の計算方法の前の基本知識の解説をしました。熱の伝わり方、快適指標、体感温度などの基本知識を解説した後、Q値、Ua値、μ値、η値などの熱損失係数や日射取得係数の意味について解説しました。単なる一般的な解説をしてもなかなか興味を持ってもらえないので、断熱性能が高くなると室温や光熱費がどのように変化するのか、室内の上下温度差がどのように変化するのかを視覚的に理解いただけるよう考えながら解説をさせてもらいました。

次回の一般向け講習会は3カ月後の9月5日、モデル住宅を例にしてUa値とη値を算出する計算実務の講習をする予定です。
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by morikentiku-mori | 2016-06-14 14:42 | 環境部会活動 | Comments(0)
2016年 02月 18日
川崎民家園で環境調査
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一昨日、神奈川県建築士会 建築環境部会の仲間と川崎民家園の環境調査へ行ってきました。
昨年夏にも同様の調査を行い、今回は冬の環境を計測してきたのです。

建築環境部会では、川崎民家園の調査だけではなく、桜木町駅周辺の夏と冬の環境調査も行うなどフィールドワークをしています。温度、湿度、風速、各表面温度、天井高さ、仕上げ素材などの計測をして外部環境が室内環境に及ぼす影響を研究しています。

写真は川崎民家園にある原邸の濡れ縁で各所調査をしているメンバーをサーモグラフィーで撮影したものです。外気温9度という状況でしたが、陽ざして暖められた濡れ縁の床板に腰を掛けると、お尻も体もポカポカしてなんとも心地よいものでした。実はこの場所、夏の調査時にも最も心地よい場所ということで皆の意見が一致した場所でした。夏の外気温32度という状況でも、庇で陰になったこの濡れ縁は風がよく通りとても気持ちよかったです。他にも天井をサーモグラフイーで撮影すると棟で別れた南側と北側の表面温度がくっきり色分けされ、温度差2度であることが視覚的に確認できたことなど様々な気付きがありました。

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by morikentiku-mori | 2016-02-18 08:16 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 12月 08日
西方里見 講習会「最高の省エネ・エコ住宅をつくる方法」
a0152574_756099.jpg建築界のお茶の水博士、エコ住宅設計の第一人者である「建築家西方里見氏」をお招きして、省エネ・エコ住宅のつくり方と西方氏ご自身の設計事例を解説いただきます。

住環境性能とデザインの整合を図りながら独自の換気・空調システムまで提案している西方里見氏は、究極の省エネ・エコ住宅を模索する探求者です。2020年の省エネ基準適合義務化をチャンスに変えるために、この男の言葉を聞かずにいられるか!!

【主催】神奈川県建築士会 技術支援委員会 建築環境部会
【日時】平成28年 1月 23日 (土) 
    13:30~16:50(受付開始13:15)
【会場】横浜市教育会館 第一会議室(横浜市西区紅葉ヶ丘53番地)
【講師】西方里見+(有)西方設計 代表 西方里見氏
【対象】建築士会会員・一般・学生
【会費】建築士会会員:1500円(一般:2000円 学生:1500円)
【募集】60名(先着順)
【申込方法】①講習会名 ②氏名(フリガナ)③会員番号 ④メールアドレス ⑤緊急連絡先電話番号
を明記いただき、E-mail又はFAXでお申し込みください。
E-mail:kankyou@kanagawa-kentikusikai.com
FAXの場合:045-201-0784 
※講習会終了後に懇親会を予定しております。参加希望の方は氏名の後に懇親会参加希望と記入してください。会費(\3,000-程度)

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by morikentiku-mori | 2015-12-08 08:01 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 11月 12日
環境部会勉強会 建築心理学(形態)
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一昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の勉強会を行いました。

冒頭の発表ではバウムプラニングの榑林さんから「木の鉄人講座」と「エネマネハウス2015」についての発表があり、私は「建築心理学(形態)」について発表させてもらいました。

榑林さんの発表では、豆腐と大根と木材でm3単価が最も安いのは何か、木の信仰、有名な有馬教授のネズミの生存率実験などについて興味深い話を聞くことができました。休むという漢字は「人」と「木」が組み合わさってできており、人と木の共生がともて大切だという話は単純で説得力のあるものでした。また発表後の意見交換では「木」がどうして心地よいかの理由は電位である。という最新理論も飛び出して出席者も興味津々でございました。

私の発表では、建築のフォルムの根源的な形態を「木」と「森」から解説し、ヨーロッパの住宅街が美しくかつ単調ではなく、日本の住宅街がどうして魅力を失ってしまったかについて発表しました。

この勉強会は月1回、3年程継続して行っているものです。神奈川県建築士会の会員なら誰でも出席できますので興味ある方はご連絡ください。
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by morikentiku-mori | 2015-11-12 10:13 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 11月 06日
感共ラボセミナー 神奈川新聞で取り上げられました
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9名の建築家で設立した「感共建築ラボ」第2回目のセミナー&展覧会を開催します。今回は自然素材の効用をテーマに珪藻土メーカーとのコラボで珪藻土パネル製作体験も予定しています。

そしてこのセミナーが昨日の神奈川新聞に取り上げられました。
セミナーや展覧会情報欄ではなく、一般記事としての掲載です。
セミナー開催は11月15日、海老名文化会館です。海老名駅近くにはララポートが開業したばかりなのでお買い物がてら参加されてみてはいかがでしょうか。

開催日:2015年11月15日(土)13時~16時30分(セミナー開催時間は14時~15時30分)
会場 :海老名文化会館 122大会議室(海老名市上郷476-2)
受講料:無料(珪藻土制作パネルをお持ち帰りいただけます)
申込み:氏名、住所、緊急連絡先電話番号、メールアドレスを明記の上、
    Webサイトの申し込みフォーム・メール。FAXのいずれかでお申し込みください
    WebHP:http://kankyo-labo.jp
    Mail:info@kankyo-labo.jp
FAX:046-400-4108
(お子さんご兄弟で珪藻土パネル製作される場合はパネル製作人数もご記入ください)
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by morikentiku-mori | 2015-11-06 09:24 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 10月 07日
環境部会勉強会 射影幾何学
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昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の勉強会でした。メイン講義は「射影幾何学」についての解説、私は通例講義の建築心理学の第二章として「適切な空間の広さ」について30分ほどお話しさせてもらいました。

さて、メイン講義で加藤哲也さんが発表された「射影幾何学」は我々建築分野の人間にとって馴染みのない理論であるだけに、分からないながらも皆の興味を集め多くの意見交換ができました。
射影幾何学と射影空間について、下にウィキペディアの解説を転記しますが、これを呼んでも何のことかまったく分かりません。

射影幾何学とは(ウィキペディア)
射影幾何は、初等的なユークリッド幾何とは設定を異にしており、射影空間といくつか基本的な幾何学的概念をもとに記述される。初等的な直観としては、射影空間はそれと同じ次元のユークリッド空間と比べて「余分な」点(「無限遠点」と呼ばれる)を持ち、射影幾何学的な変換においてその余分な点と通常の点を行き来することが許されると考えることができる。

射影空間とは(ウィキペディア)
射影空間(しゃえいくうかん、projective space) とは、その次元が n であるとき、(n + 1)個の「数」の比全体からなる空間の事をさす。比を構成する「数」をどんな体(あるいは環)にとるかによって様々な空間が得られる。非ユークリッド幾何学のひとつである射影幾何学がその概念の端緒であるが、射影空間は位相幾何学、微分幾何学、代数幾何学など幾何学のあらゆる分野にわたって非常に重要な概念である。

昨日の勉強会では、加藤さん自身の感覚で射影幾何学を水彩スケッチで表現してお話しいただきました。射影幾何学と今まで我々が勉強してきた熱や磁気、周波数・波や色などと関連付けて考察を加え水彩スケッチで表現しているところが皆の興味を集めたところです。点の集合体の線、線の集合体の面、つまり点で考えるユークリッド幾何学と射影幾何学は設定を異にしています。ユークリッド幾何学では平行線は交わる事はありませんが、実際は線路や道路を見れば分かる通り2本の平行線は遠方で交わって見えます。この交わりを射影幾何学では説明できるそうです。さらに植物の成り立ちなども射影幾何学の計算式で表すことができるそうです。

射影幾何学、とても私の頭で理解する事はできそうにありませんが、新たな扉の存在を知る事ができました。

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by morikentiku-mori | 2015-10-07 08:16 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 10月 04日
建築環境部会 講習会を開催しました
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昨日は、神奈川県建築士会 建築環境部会主催の講習会を開催しました。
岐阜県立森林アカデミー 木造建築スタジオ 辻充孝准教授をお招きして「温熱環境の基礎~断熱と日射取得~」について解説いただきました。

今回は講習会に先立ち、建築環境部会の活動報告もさせていただき、私は昨年行った勉強会の内容について10分ほどお話しさせていただきました。気流、結露、熱、不快、気候、光、音、人間の五感などについて行ってきた勉強会の報告です。

さて、講習会本題の「温熱環境の基礎」では辻先生による内容の濃い講習をしていただきました。
1、温熱躯体性能の必要性
2、外皮平均熱貫流率Ua値の算出方法
3、熱損失係数Q値の算出方法
4、外皮平均日射熱取得率ηa値の算出方法
5、夏季日射取得係数μ値の算出方法
6、気密性能の重要性
7、防露性能の重要性
以上の内容を実際の試算も交えながら短時間でご説明いただき、出席者の方々には集中して真剣に取り組んでいただきました。

今年度の建築環境部会主催講習会は昨日が2回目、次回は年明け1月23日、建築家の西方里見氏をお招きして「最高の省エネ・エコ住宅をつくる方法」について講習いただく予定です。
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by morikentiku-mori | 2015-10-04 11:16 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 08月 19日
日本民家園 夏の環境調査
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昨日は神奈川県建築士会 建築環境部会の仲間と日本民家園の環境調査をしてきました。
川崎市多摩区の日本民家園は日本各地の民家を移築して展示している屋外博物館です。昔ながらの民家の内外環境を実測調査することで、古民家の快適性を探るための調査を行ったのです。

午前中までの雨が上がり、調査時間の午後1時~3時は晴間となり夏の環境調査に相応しい天候となりました。調査は3人1組の3班に分かれて、1班3軒、合計9軒の調査を行いました。南側屋外温湿度・地面と外壁の表面温度、北側屋外温湿度・地面と外壁の表面温度。屋根と軒裏の表面温度、屋内各室の温湿度と各部表面温度、天井高さなどを測定してきました。

昨日は採光気温32℃、湿度70%という蒸し暑い天候でした。汗をかきながら外を歩いて調査民家に入っても涼しいということはありません。ですが床に座り南北に吹き抜ける風にあたると気持ちいいのです。現代の住宅に見られる籠ったような暑さはなく、動かずに座っていれば過ごせる程度です。これは古民家の床壁天井の表面温度が26℃程度ということから感じるものだと推測できます。
また窓の小さな民家と南北に大きな開口がある民家では快適度がかなり違うことも実感できました。
やはり昔の民家は夏過ごしやすい家となっていたことがよく分かりました。

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by morikentiku-mori | 2015-08-19 12:14 | 環境部会活動 | Comments(0)
2015年 07月 17日
感境から感共へ 新たな事業発起
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月一回の勉強会と年3階程の講習会開催をしている神奈川県建築士会 建築環境部会のメンバーで新たな事業を発起することとなり、昨日皆で集まって事業の方向性やロードマップについて協議しました。

事の発端は前回の勉強会で私が提案した「一般向け感境セミナー」の開催です。
私は現在48歳、勉強会に参加している方々は私より少し下から一回り上くらいの年齢層です。実務で得た知識や経験、2年間の勉強会で蓄積された快適環境の知識を一般の方に伝えたいという社会貢献の欲求と実務にもつなげたいという二つの目的がありました。その場での話し合いで、建築士会は非営利の団体だから営利がからむ活動は難しいだろうという結論に達し、では勉強会とは別に「感境建築研究会」という団体を作りセミナーを開催しようということになったのです。

昨日の会合では研究会を事業として発展させる枠組みについて話し合いました。
そして勉強会との違いを鮮明にするという意味もあり名称を「感共建築研究会」とすることになりました。
写真は「神奈川から日本を変える!!」を合言葉に作成した近々3年間のロードマップです。
まずは9月に第一回の一般向けセミナーを開催する予定です。
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by morikentiku-mori | 2015-07-17 07:09 | 環境部会活動 | Comments(0)