カテゴリ:health( 27 )

2015年 08月 20日
二酸化炭素濃度が急上昇
a0152574_8465675.jpg

写真は昨日の我が家の二酸化炭素濃度です。14時に900PPMだったものが10分後の14時10分に2000PPMに上昇、さらに14時26分には最高値の4432PPMまで急上昇しました。

さてこの時我が家で何があったのか?

実は子供が夏休みの宿題で竜巻を作る実験でドライアイスの煙を大量に発生させていたのです。二酸化炭素濃度が急上昇するのも当然ですよね。

二酸化炭素はそれ自体は有害なものではありません。屋外の二酸化炭素濃度は400PPMです。屋内、特に住宅で二酸化炭素濃度を上昇させる原因は人の呼吸です。人の呼気に含まれる二酸化炭素濃度は38000PPMで、吐き出すとすぐに希釈され無害なレベルまで減少します。ちなみに一般的な二酸化炭素濃度の衛生的な限界値は5000PPM、15000PPMで息切れや脈拍の増加、80000PPMで痙攣や麻痺など死に至ることもあると言われています。
このように二酸化炭素は超高濃度でなければ空気汚染とはみなされないのですが、二酸化炭素濃度を800~1000PPMに保つことでその他の有害物質の濃度も害が無いレベルと判断できるので空気汚染のセンサーとして有効なのです。

室内空気を新鮮に保つに必要なのが換気です。屋外の新鮮な空気と室内空気を入れ替えて室内空気を無害なレベルに保つのです。日本で義務付けられている住宅の換気量は0.5回/hという換気量、1時間に居室の空気容積の1/2の換気を行いなさいという基準です。確認申請ではこの0.5回/h換気を行えるように居室の容積から換気扇の能力を決定した計算式の書類を提出して審査を受けているのです。

ここで問題となるのが実際に書類通りの換気量があるかどうかという事です。換気量が不足する原因は、1換気扇のスイッチを切る、2フィルターやグリルが目詰まりして所定の換気量が得られない、3ダクト曲がりなどの圧力損失で所定の換気量が得られない、という3点が最も大きな原因です。

居住時の換気量の測定は実験室でない限り不可能なので、二酸化炭素濃度を測定することで空気汚染度を推測するという方法が有効となるのです。換気は多すぎるとエネルギーロスとなり少なすぎると健康被害が発生します。そこで最近では二酸化炭素濃度をチェッカーとして必要な分だけ換気を行うというデマンドコントロール換気というシステムの研究も進んでいます。

ドライアイスの実験による我が家の二酸化炭素濃度急上昇から長文となってしまいました。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

【住環境性能+Design住宅 森建築設計】
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ

by morikentiku-mori | 2015-08-20 09:44 | health | Comments(0)
2015年 07月 25日
住宅の換気を考えるシンポジウムに参加
a0152574_8242073.jpg

昨日は「2020年を見据えて住宅の換気を考えるシンポジウム」に出席してきました。基調講演では換気に関する日本の英知が集結したような方々による発表があり、第二部では住宅技術評論家の南雄三氏をコーディネーターに迎えたパネルディスカッションが行われました。基調講演を行った4名のお話を要約して紹介します。

(1)北海道科学大学 工学部 建築学科 教授 福島 明先生
基準法で義務付けられている換気回数0.5回を達成している住宅は全体の13%しかない。56%は換気回数0~0.2回というのが現状だ。その理由は、24時間換気扇のスイッチを切る、換気ガラリの目詰まり、換気ダクトの設計・施工不備などによる。機械換気では換気扇をメンテナンスを考慮して常に稼働してもらう対策が特に重要である。
省エネルギー基準では気密性能の基準を設定しないまま隙間換気量と衛生上必要な必要換気量が曖昧な状態で機械換気量を設定しているが本当にそれでいいのだろうか?
ホルムアルデヒド等のシックハウス原因となる物質は室温が1度上がるごとに1.12~1.13倍濃度が上がり、室温が28℃以上となる夏季に大きな問題となる。逆に言うと冬季は必要換気量を下げても問題ない。24時間換気の他の機械換気(レンジ排気、サニタリー排気、玄関ドアの開閉など)により45m3/h(0.15回/h)分の換気量がある。C値1.0でも自然換気回数が0.1~0.15回/h程度あるのだから、24時間機械換気量は0.3回で十分なのではないか。

(2)高知工科大学 システム工学群 准教授 田島 昌樹先生
人間が生活し呼吸することにより、一人当たり20L/h(4000ppm)の二酸化炭素を排出する。建築基準法で定められた必要換気量は住宅では20m3/h人であるが、屋外の空気汚染が進み外気二酸化炭素濃度が450ppmとなっている現状からビル管理法で定めれたら二酸化炭素許容濃度1000ppm以下となるような換気量を計算し直すと、必要換気量は37m3/hとなる。さらに体格が大きくなった現代日本人のCO2呼出量から必要換気量を計算すると55m3/h・人となる。
設計時の換気量が実際に確保されているかどうかを確認することは極めて困難である。居住者の健康と安全から最も簡単な方法は二酸化炭素濃度の測定だ。二酸化炭素濃度は検出しやすく計測器も安価で常に監視しやすい。二酸化炭素濃度を監視することによりシックハウス原因となる物質濃度も安全であることを確認できる。
省エネルギー基準で定められている換気扇の比消費電力(W/(m3/h))は0.30だ。比消費電力を削減する有効な方法はダクト管径を太くすること。ダクト径と圧力損失の関係は50mm管を100とすると75mm管で19.8、100mm管で6.3となる。第三種換気の場合、75mm管DCモーターの比消費電力は0.14、ACモーターでは0.24となる。第一種熱交換型換気の場合、50mm管の比消費電力が0.70なのに対し、75mm管DCモーターで0.32、75mm管ACモーターで0.49に削減できる。

(3)国立保健医療科学院 建築施設管理研究 統括研究官 林基哉先生
2003年にシックハウス対策として24時間換気が義務付けられた。シックハウス原因の一つであるホルムアルデヒドの許容濃度は0.08ppmであるが、住宅の実態調査において2005年の新築住宅ホルムアルデヒド濃度は0.025ppm程度と許容濃度をかなり下回っている。にも関わらず2004年の新築住宅の体調変化率が2000年の12%から18%へと上昇している。断熱化と換気行動の実態調査によると次世代省エネ基準の断熱性能で建築された住宅の50%で24時間換気扇のスイッチを切っている。これらのことから、ホルムアルデヒド等の濃度が減少したのは換気によるものではなく建材からのシックハウス対象物質の発生量が減少したことによると考えられる。そしてカビやダニなどによる健康被害が増している。カビ・ダニ等の増加は第三種換気により床下や壁内の空気が流入し室内を汚染している、換気扇のスイッチを切って換気量が不足している、高断熱高気密化による空気浄化能力の減少などが考えられるが明確な原因特定に至っていない。換気と空気汚染、健康影響との関係は今後の研究課題である。

(4)国土交通省 国土技術政策総合研究所 建築研究部長 澤地 孝男先生
住宅の平成25年省エネルギー基準と換気システムでは二つの尺度がある。一つは1次エネルギー消費量、二つ目は外皮性能(UA値とηA値)。
換気に関しては換気エネルギーの算定方法を示しており、換気方法とダクト径の違いによる比消費電力の簡易換算値も算出している。計算による方法が面倒という方は換算表を使えばよい。
また今後の課題として、換気扇のメンテナンスに関する指針を策定中である。

(5)パネルディスカッション
シンポジウムでよく行われるパネルディスカッションとは異なり、昨日のシンポジウムでは1時間10分といる長時間のディスカッションが行われた。ディスカッションの内容を要約しておく
・換気量を測る最も簡単な方法はCO2濃度の測定
・次世代省エネ基準の自然換気方法は窓を開けて行う換気ではなく、換気の経路や流量を計算で確認するパッシブ換気等を示す。シックハウス対策換気の換気扇を設置しなくてもいい例外規定(隙間相当面積15cm2/m2、または真壁作り)とは違う。
・シックハウス対策の常時換気規定では隙間相当面積に応じて冬季の換気回数を緩和できる規定がある。
2cm2/m2以下の住宅で0.1回緩和で0.4回/h、2cm2/m2以上の住宅で0.2回緩和で0.3回/hの換気回数でよいというものだ。隙間が多いと温度差と風圧による自然換気量が増すから機械換気量を減らしてもよいという考えだ。
・二酸化炭素濃度1000ppmという数値は二酸化炭素による健康被害から決められたものではなく、それくらいの空気質なら他の様々な物質からの健康被害の影響もないだろうということから定めれている。二酸化炭素濃度を1000ppm以下とするには55m3/h・人の換気量が必要なのかもしれないが、二酸化炭素濃度単独の健康被害許容濃度は3500ppmなので、55m3/h・人までの換気量は必要ないだろう。
・諸外国の基準などから総合的に判断して0.5回/hの換気量が妥当だろう。その換気量を機械だけに頼るのか自然換気もトータルで考えるかは今度の課題。
・風呂の必要換気量は30m3/h、トイレは20m2/h、納戸は15m3/h、これらの基準もカビが生えにくい素材の使用や脱臭装置付便器の使用など状況が変われば変化する。換気は奥が深い。
・二酸化炭素濃度を常時測定して換気量調整するデマンドコントロールなどの研究を今後進めるべき。

【住環境性能+Design住宅 森建築設計】
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ

by morikentiku-mori | 2015-07-25 10:23 | health | Comments(1)
2014年 12月 11日
カーテン
a0152574_07573159.jpg
今日はカーテンの長さと体感温度についてお話しします。
写真はカーテンと窓ガラスの表面温度を測定したものです。左はカーテン表面ん度、右が窓ガラス表面温度です。カーテンを床(または窓枠下)まで下ろすのと、床上に隙間があるのでは快適性に違いがあります。カーテン下に隙間があると窓で冷やされた空気が床(または窓枠下)とカーテンの隙間から室内に流れ出てくるので不快感を感じるのです。我が家の寝室カーテンは下に隙間があったものから窓枠ピッタリのカーテンに交換して頭に当たる冷気感が大きく改善しました。

カーテンを床まで下ろす場合に注意しなければいけないのは窓結露です。カーテンを床(または窓枠)まで下ろすのと隙間があるのでは窓表面温度が変わります。カーテンを床までピッタリ下ろすと空気の循環が低くなるので窓表面温度が下がります。昨日の測定ですがカーテンを床(または窓枠)までピッタリ下ろすと隙間がある場合と比べて窓表面温度が1度下がっていました。隙間がある場合窓ガラス中央で10℃だったものが床まで下ろすと9℃でした。窓枠はさらに表面温度が低くなります。結露リスクが高まるので結露がひどい場合は結露水を吸い取るシートを張るなどの対処を考えましょう。
【住環境性能+Design住宅 森建築設計】

by morikentiku-mori | 2014-12-11 08:12 | health | Comments(0)
2014年 10月 13日
スイス漆喰
a0152574_10471251.jpg

台風19号が近づいています。
川崎はまだ風は強くありませんが雨が降り始めてきました。今日の夕方から明日の朝まで激しい雨と風が予想されているので事前の対策をしておきましょう。

さて写真は我が事務所の壁です。なにやら点々と補修された跡がありますね。元々塗っていた仕上げは中霧島壁ライト(シラス壁)だったのですがカビが出現したことからカビ部分にカルクウォール(スイス漆喰)を上塗りしてみたのです。上塗り補修したのが今年7月16日ですから約3か月経過しました。3か月経過し、上塗り補修していないシラス壁部分は若干新たなカビが出現していますが、スイス漆喰を塗った部分にはまったくカビは見られません。

シラス壁の成分は中性なのでカビの胞子が付着して放置しているとカビが発生します。普通に生活していれば換気されますが締め切りの納戸などは特に注意が必要でしょう。カビはアルカリ性に弱い性質があり、アルカリ成分の仕上げ材にはカビが生えにくい事が知られています。スイス漆喰はアルカリ性でカビが生えにくいという特徴があります。

最近の3物件では珪藻土に漆喰を混ぜたEMMAXのメルシーライトを使っています。珪藻土の調湿・吸臭性能に加え漆喰のアルカリ成分でカビ難さを兼ね備えた左官材です。
【住環境性能+Design住宅 森建築設計】

by morikentiku-mori | 2014-10-13 11:01 | health | Comments(0)
2014年 10月 06日
二酸化炭素濃度
a0152574_1041285.jpg

大型の台風が関東を通過します。まだ数時間大雨と強風が続きますのでお気を付けください。我が家も台風直撃中でとても外に出れません。

写真は気象観測装置「ウェザーステーション」の測定結果画面です。屋外の気温と湿度、屋内の気温・湿度・気圧・CO2濃度・騒音値を随時計測し必要な数値を確認することができます。写真は一番上が屋内気温、中断がCO2濃度、下段は気圧です。12時間前に1005mbだった気圧が台風の接近にともない973mbまで下がっているのがわかります。

中段のCO2濃度(二酸化炭素濃度)は室内空気の汚染度を示す目安となるものです。窓換気している時間帯は800ppm程度ですが窓を閉め切った状態の我が家は1550ppmまで上がります。ウェザーステーションのアプリは1000ppmを超えると換気を促すメールを送ってくれます。1000ppmを超えた後に南北の掃き出し窓を3cmほど開けて換気したら30分後には800ppmに下がりました。換気の大切さがよく分かりますね。
CO2濃度はどの程度が適正なのでしょうか?
屋外のCO2濃度は400ppm程度、ビル管理法では1000ppm以下とするよう定められています。1500ppm以下であれば脳が正常に働きます。2500ppmを超えると体の不調を訴える人があらわれます。
【住環境性能+Design住宅 森建築設計】

by morikentiku-mori | 2014-10-06 11:01 | health | Comments(0)
2013年 09月 21日
にかわ接着剤
a0152574_2195097.jpg

定番としているわけではありませんが、自然素材・健康素材を重視するお宅では写真のような天然素材接着剤を使用する事もあります。表面の仕上げ材だけではなく、見えない部分まで神経を使っています。

天然素材の接着剤には古代から近代まで、様々な材料が用いられてきました。「にかわ」は動物の骨や皮から製造したもので、「でんぷん」にはない強力な接着力と短時間での接着が認められ、武具などにも用いられたほどです。

写真の「にかわ職人」は100 % 自然素材で、床板・羽目板・建具・室内建築用建材(合板・集成材含)・家具材など、あらゆる木質材を接着するのに適しています。シックハウスの原因となる有害化学物質を全く使わない、住まい手の安全性を考えて作られた、自然素材接着剤です。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-09-21 21:16 | health | Comments(0)
2013年 09月 06日
健康住宅 12
a0152574_13121651.jpg

健康住宅についてこのブログで11回お伝えしてきました。断熱性能と住人の疾病率の関係、壁内結露、ダニ・カビ、入浴前後の病気や事故などです。これら健康に過ごすための住宅作りにかかせないのは現場監理(管理)です。

施工者による管理と設計者による監理が十分でなければ想定された性能を発揮することはできません。住宅の性能と品質を確保するうえで監理はとても重要なのです。さらに言うと、設計段階から施工性を考えて仕様を決定することも重要です。例えば断熱性能と気密性能を確保するために、私はコンセントやスイッチを外壁には設置しません。断熱層のなかにコンセントやスイッチを設置するのは理論的には可能でも現場ではとても難しい施工が要求されます。仕様書通りに断熱層の中にコンセントやスイッチを入れたとしてもその部分は断熱欠損になってしまいます。そんな難しい工事を要求せず、極力間仕切り壁に設置する、外壁に入れるときは2重壁にして断熱欠損が生じないよう一工夫しておけばよいのです。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-09-06 13:23 | health | Comments(0)
2013年 08月 12日
健康住宅 11 屋根通気
a0152574_915132.jpg

造形的に素晴らしい住宅でも住人の健康を害するような環境では良い住宅とは言えません。住人も住宅も健康な家づくりについてお伝えしている「健康住宅」シリーズ、今日は屋根通気についてお伝えします。

壁内結露同様、屋根裏の結露対策も最重要項目です。壁内結露はみなさんよくご存知だと思いますが、小屋裏の結露で小屋裏がカビだらけになったり、屋根下地合板下の結露で下地合板が腐食して雨漏りの原因になることが知られています。住宅の健康性に関して屋根裏の結露対策も最重要項目なのです。

屋内の湿気いは温度の高い上部に上がり小屋裏や屋根裏に入り込もうとします。一つは防湿層でシャットアウトする事。入ってしまった湿気は屋根通気層で速やかに外部に排出させる必要があります。現在の日本住宅の屋根野地板は雨の侵入よりも内部の湿気が上がり結露することによる被害の方がずっと多いのです。屋根裏に入り込もうとする湿気の圧力は壁よりも高いので、壁以上に確実な防湿層の施工が必要です。

昨今、太陽光パネルによる小屋裏の夏型結露も問題になっています。パネルが無ければ屋根下地板の温度が上がり結露していなかったのに、パネルを設置したために下地板温度が下がり結露するという現象が多発しています。小屋裏があっても屋根通気層は必須と考えたほうがよいでしょう。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-08-12 09:24 | health | Comments(0)
2013年 08月 02日
健康住宅 10 ダニ・カビ
a0152574_8311544.jpg

健康に暮らせる住宅についてお伝えしている健康住宅シリーズ、今日はダニ・カビ対策についてお話しします。

ダニとカビ、嫌ですよね。考えただけでも体の調子が悪くなる方もおられるのではないでしょうか。実際、ダニとカビは気管支炎や喘息などの原因になると言われています。高温多湿な日本に住んでいるのですから0(ゼロ)とはいかないまでも極力避けたいものです。

ダニとカビはセットで考える必要があります。カビをエサにしてダニが繁殖するからです。カビの繁殖を抑えるには湿度40%~60%に調湿する必要があります。湿度70%以上の状況で急激に増殖するのですが、最新の研究では湿度70%以上の時間帯を30%以下に留める事が重要です。

また結露が発生しない樹脂サッシや木製サッシを使用することも重要です。ガラス部はLow-Eペアを使えば結露しませんが窓枠部に結露が発生するからです。外側アルミ・内側樹脂という複合サッシも外気が伝わり外気温5℃以下だと結露する可能性が高いので注意が必要です。窓枠に結露すると下枠に水分が垂れてカビが発生する状況を作ってしまいます。

水分を発生しない空調機を使うということも重要ですね。灯油ストーブやガスファンヒーターは水分を発生させるので最悪です。暮らし方という部類に入りますが押入れ内の通気性や家具裏の通気性を確保する事も重要ですね。カビやダニのアレルギーがあるご家庭では、光触媒による対策も有効です。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-08-02 08:42 | health | Comments(0)
2013年 07月 29日
健康住宅 9
a0152574_17281631.jpg

昨日は東京都港区で賃貸併用住宅を計画中の方からの相談打合せを行いました。賃貸住宅はかっこいい物を作れば人気物件になるものではありません。初期投資費と収支計画のバランスをとりながら独自の特色で長期的な競争力を確保する計画立案が必要です。賃貸住宅を計画中の方々、経験豊富な森建築設計へご相談くださいませ。

さて今日は健康住宅シリーズ 9 「壁内結露」についてお話しします。

壁内結露は住宅の構造体を腐食させ、カビの発生にもつながるので特に注意が必要です。壁内結露のメカニズムがずいぶん前に解明されており、壁内結露計算式で結露するかどうかの確認は必須です。

屋内で発生した湿気は壁の中に入れない、もし入ってしまった湿気は速やかに外に排出する必要があります。具体的には外壁側に構造用合板を張ると危険で、構造用合板を使う場合は室内側の防湿層を確実に連続させて湿気を壁に入れないようにしなければいけません。もし予算が許せば(構造用合板より10万円程のUP)ダイライトやモイスなどの透湿抵抗の低い防火構造板を使用すれば安心です。壁内結露を嫌がり外側に板を張らなければ壁内結露は起きませんが必要な気密性能が確保できず適正な断熱性能の確保と計画換気ができなくなる可能性が高いです。

また結露しない窓を使用することも重要です。施工不備があると窓枠の結露が壁内に入り雨漏りしたんじゃないかというくらいビショビショになってしまうこともあるのです。。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

by morikentiku-mori | 2013-07-29 17:28 | health | Comments(0)