2017年 02月 20日
建築紹介サイトで当事務所の事例が紹介されています
a0152574_02374636.jpg
建築情報サイト「homify」で森建築設計の事例が紹介されているのでご紹介します。
1、長屋とは?
  長屋と聞くと、江戸時代から続くような古い木造の建物をまず思い浮かべる方も多いと思います。
  近年では新築だけでなく古くからあるものを、元々の良さを活かしつつ、新しく住みやすい住まい
  へとリノベーションする動きも盛んになっています。そんな長屋の紹介ページで私が設計監理した
  「sora」がトップで紹介されています
  homify長屋紹介ページ
  
2、キッチンワークトップ
  ワークトップとは、キッチンの調理台のことですが、天板やカウンタートップとも呼ばれます。
  キッチンの印象に大きく影響するだけでなく、作業の効率にも関わってくる非常に重要な要素の1つです。
  そんなキッチンワークトップの特徴をまとめて紹介しているページに私が設計監理した
  「築100年の古民家再生」のキッチンが紹介されています。サイトを開いてトップに出てくる
  キッチン写真が「築100年の古民家再生」です。
  homifyキッチンワークトップ紹介ページ

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-02-20 02:39 | Diary | Comments(0)
2017年 02月 16日
女性専用シェアハウス 入居募集開始
a0152574_09452181.jpg
東京都大田区北千束で竣工した女性専用シェアハウス、「ガーデンサロン北千束」の入居者募集を開始しました。
シェアハウス専用の庭には石張りの土間と屋外椅子テーブルが設置され天気の良い日には温かな日差しのなかお茶を楽しむことができます。名前の由来となった「サロン」は入居者と運営者が集い施設の問題点や住環境などについて情報共有して改善していくことができる場(時間)です。サロンには設計者も参加することになっています。「サロン」は他のシェアハウスにはない魅力的な「しくみ」と言えるでしょう。

女性4人の家族的で落ち着いた空間の新築シェアハウスで新たな生活を初めて見たいという方、管理不動産会社の「ともえ不動産」までご連絡ください。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-02-16 09:51 | 東京都大田区F計画 | Comments(0)
2017年 02月 15日
本の家 外足場が外れました
a0152574_20171752.jpg
逗子市で建築中の「本の家」は外足場が外れました。

南西面の外壁は杉板張りとなっていて2階中央の壁面だけ白塗装しています。とても綺麗な仕上がりです!!

さてこの壁面微妙に角度が変わってますよね。
両サイドは敷地形状に素直な角度で、中央は南面に直角な方向に傾けています。そして中央2階の大窓から入射する太陽光を採光と熱という性能に分けて利用しています。
明るさを生む光は半透明の床を通して1階の部屋奥深くまで明るく照らしてくれます。
熱は半透明の床を通過しませんので2階の空気だけが暖まり天井付近に溜まります。その暖まった空気を中間ダクトファンで強制的に1階に吹き出す設備を設けます。写真撮影した現場監理では電機屋さんにも来てもらって設置する中間ダクトファンの種類と吹き出し口の位置を決定してきました。

南側にある山の影響で1階壁面に太陽光が当たらない計画敷地で考えたデザインです。
本当のデザインは意匠的な姿形と性能が融合するのです。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-02-15 20:33 | 本の家 | Comments(0)
2017年 02月 13日
ルーフバルコニーハウス お引渡ししました!!
a0152574_20391395.jpg
長らくブログの更新が滞っていた間に「ルーフバルコニーハウス」を竣工引き渡しさせてもらいました。
写真は引き渡し直前に撮影したものです。

なんともクールでスタイリッシュな空間になりました。

左の黒壁はマグネット黒板塗装で、磁石が着いてチョークで文字や絵も書ける壁です。壁一面真っ黒!!
部屋が暗くなるかと思いきや上部高窓からの光が良い具合に部屋を満たしまったく暗くありません。
高窓はほぼ真南に向けてあり、寒いはずの現場が温かな環境で職人さんにも大好評でした。

黒壁の右側の棚はスタディースペース、右側がキッチンになります。
キッチン手前のグレーのカウンターはワークテーブルでありますが、モールテックスという特殊なモルタル塗装を施しています。店舗のバーカウンターなどに使われることの多い仕上げ材で、住宅で施工することはめったにないよと言いながら職人さんが施工してくれました。左の黒壁とよく合っていますね。

キッチンはL型の特注です。ステンレスカウンターと収納の黒扉が空間を引き締めてくれました。
キッチン正面のタイルは俗にサブウェイタイルと呼ばれているタイルです。写真では床養生が剥がされていませんが、空間のスペースを分ける意味で段差を付け、ダークブラウンとホワイトで塗り分けするという手の込んだ仕上げになっています。

竣工写真を撮影したらまた報告しますね。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-02-13 20:49 | ルーフバルコニーハウス | Comments(0)
2017年 02月 12日
女性向けシェアハウスの完成見学会を開催しました
a0152574_12025160.jpg
昨日、女性向けシェアハウス「ガーデンサロン北千束」の完成見学会を開催しました。シェアハウスの運営プロデュースをしている「感共建築ラボ」メンバー6名で対応しきれないほどの方々にご来場いただき感謝いたします!!

設計監理させていただいたオーナー様、建築計画をお持ちの方々、近隣住民の方々、シェアハウス入居希望の方々など、ご来場が集中した午後1時以降の時間帯は室内が人であふれ我々が対応できない方もいらっしゃつ程でした。

写真はシェアハウスへのアプローチ通路です。
石張り、コンクリート洗い出し、コンクリート木鏝押えと3種類の床をデザイン張りしています。ロートアイアンも門扉も設置されました。

さて、このシェアハウスは女性限定4室の賃貸施設です。新築のシェアハウスで4名という家族的で温かな雰囲気のなかで新たな生活を送ることができるでしょう。
他のシェアハウスにはない特徴は、設計者自身が参加する入居者と運営側の意見交換の場を定期的に開催することです。住環境や施設の改善行う事で作って終わりではない成長する賃貸住宅ですね。この意見交換の場(時間)を「サロン」と呼んでいます。


a0152574_12104929.jpgそしてもう一つ、室内LDKスペースだけでなくプライベートガーデンスペースを設けていて、内外一体的なリビングダイニングスペースとして利用できることです。

右の写真はそのガーデンスペースです。石張りの土間と茶色の玉石をデザインして配置しています。枕木で囲まれた四角には3月に樹木を植える予定です。樹木が入ればより生き生きとした場所になるでしょう。

女性向けシェアハウス「ガーデンサロン北千束」は4名の家族的なシェアハウスです。賃料は6万円+光熱費・清掃管理費になります。入居者募集中ですので内覧など希望の方はご連絡ください。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】



# by morikentiku-mori | 2017-02-12 12:14 | 東京都大田区F計画 | Comments(0)
2017年 02月 01日
女性向けシェアハウス 完成見学会を開催します!!
a0152574_11594636.jpg
年初のブログ更新から約1か月ぶりの更新となります。
さて久々の更新で皆様にお伝えするのは私設計監理で完成したシェアハウスの完成見学会のお知らせです。
シェアハウスのプロデュースを私が副代表を務める「感共建築ラボ」が担当いたしました。

「シェアハウスは一人暮らしでも仲間とのコミュニケーションをとることができるので、いろいろな会話を楽しんだり情報交換することができます。また、体調が悪い時などの助け合いもあり安心です。我々がプロデュースしたこの「ガーデンサロン北千束」は女性限定であるだけでなく、シェアハウスとオーナー宅が長屋形式となっているので「つかず離れず」という程良い距離感で大家さんご家族と交流がもてます。初めての一人暮らしで実家からお子様を送り出すお父さんお母さんも安心できます。
詳しく聞いてみたいという方、とりあえず覘いてみようかなという方、会場でスタッフがお待ちしていますのでいろいろお話しできるかと思います。是非お越しください!!

日時:2月11日(土)10時~16時
場所:東京都大田区北千束1丁目8番地22(写真に簡単な地図があります)
予約:事前予約は不要です。入場の際に氏名・住所・メールアドレスの記載が必要です。
担当:森建築設計 森(連絡先090-9134-2670)

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-02-01 12:12 | 東京都大田区F計画 | Comments(0)
2017年 01月 03日
あけましておめでとうございます
a0152574_13214013.jpg
2017年、平成29年の年が明け3日となりました。
新年明けましておめでとうございます!!
皆々様にとって輝かしい一年となりますように心よりお祈り申し上げます。

写真は今年の年賀状に使わせてもらった「新高円寺の賃貸併用住宅」です。昨年秋のお引渡しからほどなく賃借人が決まり新たな生活を送っていただいています。

さて、今年も年末年始に様々なお問合せをいただきました。年末30日には住宅計画のお客様との面談、横浜で賃貸マンションを計画中の方からのご相談、年明け5日には3階建て賃貸住宅を計画中の方との面談を予定しています。実施物件ではシェアハウスの竣工引き渡し、小笠原3物件のお引渡しが控えています。研究グループ感共建築ラボでは快適指標のネット診断サービスを開始する予定もございます。

本年は社会的に変化の大きい一年となりそうですが、皆々様にとって輝かしい一年となりますように心よりお祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2017-01-03 18:18 | Diary | Comments(0)
2016年 12月 29日
小笠原の海
a0152574_20085027.jpg
小笠原の海

綺麗です。。。
写真手前の岩周辺を見て下さい。海水が透き通っているでしょ♪

今回の小笠原丸は行き返りとも大揺れ、3件の現場管理で観光ゼロでしたが、このような素敵な景色を見ることができるのです。
どんなに慌ただしくても小笠原のゆったりとした時間の流れとこのような景色が気持ちを穏やかにしてくれます。

あっ、小笠原出張は10回以上経験していますが、今回初めて体験したことがありました。
年末が近づき蚊が出始めたそうで、私も6箇所蚊に刺されました。見た目は弱弱しい蚊なのですが痒みが何日も続き腫れ方はダニに噛まれたときのようでした。
話しによると慣れていない蚊だと抗体がないため過剰反応するようです。

これから小笠原へ行く日とは痒み止めを持っていたほうがいいかもしれません。

海開きは1月1日、1年中海水浴できる小笠原レポートでした。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-29 20:33 | Diary | Comments(0)
2016年 12月 28日
小笠原住宅計画 上棟しました!!
a0152574_06485271.jpg
小笠原住宅計画がようやく上棟しました。
建て主様との最初の出会いから3年近く経過し、紆余曲折ありましたがここまできました。この後、構造金物の設置、外壁下地板の設置と工事が進んでいきます。

この計画は写真の住居棟と写真左側にある基礎の上に乗るウッドデッキ部分、写真のさらに左に建つ趣味室棟の3つの棟からなります。
ウッドデッキには大きな屋根が設置され東屋(あずまや)棟と呼んでいます。

住居棟2階部分から小笠原の海を臨み、つねに波の音と風が流れる環境に建ち、3棟配置から生まれる関係を楽しむ計画となっています。

さて、今回の小笠原丸は行き返りとも大揺れで、帰りは到着が1時間半遅れました。冬の海は荒れるのです。
小笠原ではこの住宅の他に小笠原ペンション計画と小笠原シェアハウス計画の工事が進んでいます。年明け以降も月一回の小笠原出張が続きます。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-28 15:58 | 小笠原 住宅計画 | Comments(0)
2016年 12月 20日
隙間の無い床断熱

a0152574_12581716.jpg
逗子市で建築中の「本の家」の工事は断熱工事に入っています。今日は1階床の断熱と気密についてお話しします。

写真は今回初めて採用した断熱敷き詰め工法です。ってそんな工法は聞いたことはないでしょう。床下からの隙間風とヒートブリッジを防ぐために私が考えた断熱化工法です。

新築の場合は土台の上に厚合板を敷き込んで一定の通気性能が出るのですがリフォームの場合は床の不陸調整もあり床根太で高さ調整をしながら下地を作ることになります。すると土台と下地合板の間に隙間が生まれ床下の隙間風が流入しやすくなってしまいます。また一般的な根太間に断熱材を嵌めこむ工法では根太と断熱材の隙間が生じてヒートブリッジが大きくなるという欠点があります。隙間風の流入とヒートブリッジにより断熱材を厚くしても床際の温度が下がり不快な状況が生まれてしまうのです。

そこで考えたのが「断熱材敷き詰め工法」です。高さ調整をした根太の上に下地合板を張り。その上に透湿防水シートを敷き詰め、さらに厚さ65mmの断熱材を隙間なく敷き詰めました。断熱材の上の合板は外張り断熱用のビスで固定することで床の沈み込みを防いでいます。この工法では重い設備や荷物が乗る床は沈んでしまうので部分的に根太を入れて沈み込みを防止しました。

もう一つ、壁の中に流入する床下からの通気止めも重要です。

断熱や気密の概念があまりなかった昔の住宅は壁のコンセントプレートを外すと風がピューピューと吹き込んでいるのが分かりました。これは床下の風が壁に流れ込んでいることが原因で、結果として壁の表面温度が下がり結露やカビの原因にもなってきました。ですので壁の中に流入する空気の通気止がとても重要なのです。
a0152574_13140576.jpg
上の写真は壁の下に断熱材を詰め込んで気密シートで覆い、柱際を気密テープ張りしてもらったものです。
同様の作業を外周部の壁下にも行ってもらうことで床下からの空気の流入を防げるのです。断熱材を気密シートを外側にして折りたただものを詰め込む方法もあります。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-20 13:13 | 本の家 | Comments(0)
2016年 12月 18日
子育て世代の金利優遇 フラット35

a0152574_16244476.jpg
今日は建築関係のニュースを二つ紹介します。
一つ目は古い団地の建て替えに関するニュース。横浜市内の住宅数は176万戸、うち6割が共同住宅という特徴があります。これは首都圏特有の特徴と言えるでしょう。そのうち築45年以上の共同住宅は2015年時点で4万5千戸、今後毎年1万戸以上植えていくと試算されています。さらに、築30年以上の大規模団地(500戸以上の団地)が横浜市内に61あり、建物の老朽化や住民の高齢化などが課題になっています。
今回ニュースとして報道されているのは、市・件・住宅供給公社・UR・住宅金融支援機構などで構成される6者が「よこはま団地再生コンソーシアム」という事業体をつくり団地再生に取り組んでいくというものです。これまでは各事業体ごとに対応していたものを、6者がもっているノウハウや経験を共有しながら団地再生を試行していくというものです。
団地再生は建築家も取り組む課題です。私が副代表を務める「感共建築ラボ」でも取り組んでいる課題ですので独自の視点で考えていきたいと再認識したニュースでした。

さて次は一般の方、特にこれから住宅取得を考えている子育て世代にとって大きなニュースです。
政府は、少子化対策の一環として、若い子育て世帯の住宅ローン「フラット35」の金利を0.25%引き下げる優遇措置を導入する方針を固めました。

対象となるのは、若い子育て世帯が親との同居、または親元の近くで暮らすため住宅を取得する場合や、中古住宅を購入する場合で、「フラット35」の金利を当初の5年間、通常より0.25%引き下げます。金利の引き下げ分は国が補填(ほてん)します。「フラット35」の金利の引き下げに必要な費用を今月22日に決定する来年度の予算案に盛り込むことにしています。

「フラット35」は住宅金融支援機構が民間の金融機関を通じて取り扱っている住宅ローンで、最長で35年間、金利が固定されます。このニュースで気を付けなければいけないのは、金利優遇期間が当初5年間のみということです。フラット35では長期優良住宅などの優良住宅に対すて0.3%金利優遇する「フラット35S」という制度もありす。両者の優遇措置を一緒に受けられるのかどうかも確認が必要です。現在のフラット35金利は1.1%程度なので両者の優遇を受けると当初5年間ではありますが0.55という超低金利の固定金利になります。

今後の情報に注視しましょう。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】



# by morikentiku-mori | 2016-12-18 16:52 | 税金 | Comments(0)
2016年 12月 17日
感共建築ラボ 大船の家完成見学会
a0152574_11503787.jpg
私が副代表を務める「感共建築ラボ」のメンバーである建築家の小島健一氏設計の「大船の家」の完成見学会を開催しました。感共建築ラボで見学会チラシを作成して配布し、当日は前面道路を散歩中の方にも見ていただきました。見学された方々は「うわ~木が剥き出しで気持ちいいですね~」との感動の声を発しておられました。構造体は神奈川県産材を手刻みで加工したもので、昨今のプレカット(構造加工)とは一味違います。写真左に立っている6寸の柱は圧巻の存在感でした。
このお宅は建て主様ご自身で壁の珪藻漆喰塗りしたという思い入れの強い住宅です。

さて、写真中央の小上がりした畳スペースの床際に赤い線が描いてあるの分かるでしょうか?
この住宅では2階に溜まった暖気を中間ダクトファンで床下に吹き出し、その暖気がこの小上がりスペースの床際の隙間から流れてくるような仕組みを取り入れています。言われないと分からないほどの微風ですが確かに床下の空気が流れ出ていました。まだ引っ越し前で基礎コンクリートに蓄熱されていないので効果を実測できませんでしたが、コンクリートに蓄熱された後でどのような温度分布になっているか今後実測してご報告いたします。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-17 12:04 | 感共建築LABO. | Comments(0)
2016年 12月 14日
パッシブデザイン解説10「最終回、パッシブデザイン建築を建てたい方に」

a0152574_8322278.jpg

連載のような形で続けてきた「パッシブデザイン」シリーズも最終回になりました。
今日はパッシブデザインで住宅や建築の建設計画をお考えの方にアドバイスをお送りいたします。

この連載シリーズで、パッシブデザインの設計手法は様々あることをご説明しました。
これからパッシブデザインの建物を建てたい方に特に言いたいことは、「定量的な数値や視覚的な表現で効果を確認しなさい」ということです。

目に見えない自然エネルギーを活用するものなのでイメージや感覚で設計してしまう設計者がとても多いのですが、そこに落とし穴があるのです。
失敗しても数値での確認が無ければ成功なのか失敗なのか分かりませんし、そもそも失敗している事に気付かない設計者も多いです。

設計時の計算やシュミレーションで確認することを設計条件に掲げて設計依頼をしてください!!
計算やシュミレーションを行っても設計値と現実とのギャップはありますが、計算無しで設計するよりもずっと誤差が小さくなります。
誤差でけではありません。設計中に計算で性能を確認することで窓の大きさや位置、庇の出幅などデザインと性能を融合させることができるのです。

まさに天と地ほどの差です。
見掛け倒しのパッシブデザイン、なんちゃってパッシブにならないよう建て主様は強く主張してください。

そしてもう一つ大切なことがあります。
竣工後の実測調査を行っている設計者を選定するべきです。設計値と実測値を比較することで性能を自身の肌で感じて次の設計に生かすことがます。
そのような取り組みを行っている設計者は本物と言えるでしょう。

快適で、健康で、エコで、美しくデザインされた住宅に住んでもらいたい。持続可能な建築を作ってもらいたいと願っています。


【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

パッシブデザイン解説ブログの目次
1、「パッシブデザインとは」:http://moriken1ro.exblog.jp/22984641/
2、「パッシブデザインのきっかけ」:http://moriken1ro.exblog.jp/22998193/
3、「パッシブデザインのメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23011141/
4、「パッシブデザインのデメリット」:http://moriken1ro.exblog.jp/23079133/
5、「パッシブデザインで注意している事」:http://moriken1ro.exblog.jp/23096967/
6、「事例、町田のナチュラルハウス」:http://moriken1ro.exblog.jp/23210537/
7、「パッシブデザインの設計手法」:http://moriken1ro.exblog.jp/23287562/
8、「間取り」:http://moriken1ro.exblog.jp/23314329/
9、「パッシブデザインの認証制度」:http://moriken1ro.exblog.jp/23341651/
10、「パッシブデザイン建築を建てたい方へ」:http://moriken1ro.exblog.jp/23464956/


# by morikentiku-mori | 2016-12-14 16:31 | eco | Comments(0)
2016年 12月 11日
東京都大田区賃貸併用住宅 吹抜け天井
a0152574_17592804.jpg
東京都大田区で建築中の賃貸併用住宅は仕上げ工事終盤です。今週末には設備機器を設置する予定です。シェアハウス部分は度々施工状況をUPしていますので、カテゴリ「東京都大田区F計画」の過去投稿も是非ご覧ください。

さて、写真は大工工事完了後、仕上げ工事直前のオーナー宅リビングダイニングです。写真奥のリビングからダイニング、キッチンまで一室空間の中に吹抜けがあり南面する高窓から明るい光が下りてくる計画です。高窓からの光の筋が落ちてくるというよりも一度壁にバウンドした光が乱反射しながら下りてくるというように光をコントロールしました。

吹抜けには梁と水平剛性を確保するブレースが出てくるのですが、ボードを上手く切欠いて、丸穴を開けて貼ってくれました。美しいですね~
大工さんありがとうございます。

この吹抜け、天井の先端をよく見ると少し変わっていますよね、そう、先端を鋭角にして斜めに折り返しているのです。光をコントロールするという目的と共に吹抜けをすっきりと綺麗に切り取るという目的もございます。竣工後に完成した写真をお見せするのが楽しみです!!

お引渡しは来週末、まさに大詰めの工事を進めてもらっています。

【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-11 18:09 | 東京都大田区F計画 | Comments(0)
2016年 12月 08日
本の家 サッシ取付完了しました
a0152574_08274223.jpg
久しぶりに「本の家」に関する情報です。
逗子市で建設中の「本の家」は本の保管の為にマンションを1室借りるほどの多くの本を所蔵されている建て主様の住宅です。ほぼ無断熱のような状態でカビにも悩まされてきたことから断熱性能と換気性能を高め、2階南面窓からの陽ざしで家全体を暖める工夫を凝らした住宅です。

現場の状況はサッシと外壁下地板の設置が完了し、いま付加断熱の外張り断熱材を敷設しているところです。内部は構造体が露わになった状態で、2階の南面する大きな窓から差し込む陽ざしがとても美しい光の筋が1階まで達していました。いつも感じる事ですが、木造軸組み住宅の仕上げ前の状態はとても力強く美しい!!

さて「本の家」の計画についてもう少しご説明しましょう。写真左側の1階が玄関ホール兼ダイニングスペース、その真上の2階が大きなホール(洗濯物干場)になっていて、ホール真南面にある大きなサッシから陽ざしを取り込み、半透明の床を通してその光が1階を照らしてくれるという計画です。半透明の床は光は通しますが熱は通さないので当然2階だけ室温が上がってきます。2階の暖まった空気をファンで1階へ送風して1階も温めるという設備的な計画により、1階と2階の温度差を平均化します。夏季と中間期に重要な換気量は計算で必要量を確保できるよう計算で確認しています。壁面窓だけでは不足する換気をトップライトを1ヶ所設置しました。

計画敷地は東側に山があり冬の朝日は入りません。昨日現場へ行ったのは午前10時、設計時に検討したとおり真冬でも朝10時から直射光が入射することも確認できました。この陽ざしが午後3時まで家を明るく暖かく照らしてくれます。
【太陽と風と人の五感に素直な建築 森建築設計】

# by morikentiku-mori | 2016-12-08 08:53 | 本の家 | Comments(0)