2015年 05月 04日
![]() 国は建物の省エネルギー基準への適合を段階的に進めており、2020年には全ての新築住宅が対象となる予定です。義務化まで5年弱という時期、また消費増税による景気低迷の対策として2014年度補正予算による「省エネ住宅ポイント」が実施されています。定められた基準を満たせば、商品などと交換できるという制度です。国が定めている省エネルギー基準、断熱性能基準は省エネだけでなく快適性や健康性の面からも最低限クリアしなければいけない程度の基準ではありますが、同じ工事をするならポイントがもらえる機会を逃す手はありません。この「省エネ住宅ポイント」は新築とリフォーム両方で利用可能ですが、今日は新築時の利用について解説います。 1、対象期間 ・工事請負契約2014年12月27日以降(完成済購入タイプ(建売)の場合は制限なし) ・建築着工2014年12月27日~2016年3月31日(完成済購入タイプ(建売)の場合は制限なし) ・工事の完了2015年2月3日以降(完成済購入タイプは、平成26年12月26日まで) ・不動産売買契約(分譲住宅)は2014年12月27日以降(完成済購入タイプは、平成27年2月3日以降) 2、ポイント発行申請期間 ポイント発行の申請受け付けはすでに始まっており、期限は予算の執行状況に応じて公表されますが、 遅くとも2015年11月30日までとされています。 またポイント交換申請の期間も定められており、2016年1月15日までに申請をしなければいけません。 工事完了目に申請を行った場合は2016年9月30日までに完了報告を行わなければいけません。 3、性能要件 新築の場合、自分が住む住宅が対象になります。賃貸住宅は対象外です。ただし賃貸住宅の自分が住んでいる部分については対象になります。申請には省エネルギー性能の基準を満たすことを証明する登録住宅性能評価などの第三者評価が必要になります。証明書の発行にかかる費用は5万円~10万円程度です。 省エネルギー性能基準は次のいずれかの性能を満たす必要があります。 ・トップランナー基準(住宅事業建築主基準) ・一次エネルギー消費量等級5(低炭素住宅相当) ※木造の場合は以下でも可 ・一次エネルギー消費量等級4(平成25年基準相当) ・断熱等性能等級4(平成25年基準) ・省エネルギー等級4(平成11年基準相当) 4、発行ポイント数 一律30万ポイント(1ポイント1円相当) 省エネ・環境配慮に優れた商品と交換できるます。また、工事を行う工事業者が追加的に実施する工事の費用に充当できる「即時交換」もあります。ポイントの発行対象となった工事費費用への充当ではなく、追加工事へ充当できるという制度になっていまうす。即時交換ろ利用する場合葉、ポイントの発行申請と同時に即時交換申請をしなければいけません。この場合、2016年2月15日までに完了報告をする必要があります。 以上、新築住宅の省エネ住宅ポイント活用の概要です。明日はリフォーム時の省エネ住宅ポイント活用のポイントを解説する予定です。実際の申請などは下記アドレスをご覧ください。 http://shoenejutaku-points.jp/ 【住環境性能+Design住宅 森建築設計】 ![]()
by morikentiku-mori
| 2015-05-04 09:52
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